hana*uta -花屋の暮らし-

花、旅、日々の暮らしと写真

西洋音楽

西洋音楽の歴史を学生以来に学び直してるんですけど、やっぱり同じこと勉強してもティーンとアラサーではおもしろさが違うなと。

当時の先生の授業はおもしろくてすごく好きだったけど、学生特有の受け身だったし、ヨーロッパを想像できていなかった。それからの約10年経験や知識を積んだからこそ理解できる楽しさ。感性が鈍ったり古くならないように、磨いて年を取っていけば、世界はもっと楽しくなる…かもしれない。

西洋音楽を知ることで、対比で日本の音楽も知ることができる。少し知っただけでも、あまりにも違いが多くて驚く。同じ「音楽」でも作り方から表現、聴き方まで全く違う。それでもどちらも美しいと感じたり、共鳴するものがあるのはなぜだろうか。

私が幼い頃から演奏していたのは西洋音楽と、それをルーツにする現代の音楽で、日本の伝統曲を演奏することになったらきっと相当戸惑う。

まず楽譜がない、あっても見慣れた楽譜ではない。拍子がない、一音をどれほど伸ばすかなども感覚に頼るものが多いだろう。音程もいつものドレミに当てはまるわけではない。

日本人なのに、日本の音楽についてはほとんど知らない。でも、西洋音楽との違いから学ぶことはできる。今まで演奏してきた西洋音楽を学び直せば、自分の音楽のルーツを学び、さらに次へ繋げていけるのでは…