12 years past as a florist.
続きを読むヒマワリのブーケと活け方
Sunflower bouquet
ヒマワリ畑でヒマワリのブーケを作りました。
全開、5分咲き、ツボミと変化をつけて3本。
ツボミは最近は花屋でも見かけるようになりましたが、
まだ多くは出回っていないのでレア感がありますね。
活けるとき葉はほとんど落としてしまうので、
綺麗な葉を数枚残し、あとはその場でカット。
葉の裏に虫の卵がついているものもあったので、持ち帰る際はよく見た方がいいです。
足元に生えていたタデの花も入れてみました。
ヒマワリの花は大きくて重たいので、
飛ばすような草花を合わせると軽やかさや動きを出せます。
持ち帰りの際新聞で巻いていただけたので、
そのまま花瓶に水を多めに入れ、
ヒマワリを花瓶に合わせた長さにカット、
新聞を巻いたまま一晩水につけました。
できれば新聞は上の方に巻き直し、
水につかないようにしましょう。
「水揚げ」(みずあげ)という作業で、
水をたっぷり吸わせることで、お花を長持ちさせることができます。
---oyasumi-----
翌日、ベランダにあるグリーンと活けました。
①ローズゼラニウム。
その名の通りバラのような香りが混ざったゼラニウム。
②こちらもゼラニウム。
ハーブゼラニウムという名前で入荷していて、品種はわからないです。。
ゼラニウムは数百品種あるそうです。
ヒマワリの花の半分弱の大きさでバランスがいい&
両方ゼラニウムですが、葉の形が全然違い変化を出せるので、この2種を採用!
ヒマワリの葉は大きく、水が葉っぱに取られお花まで届きにくくなってしまうため、できるだけ取り除きます。
そのため、他にグリーンを足した方が足元が寂しくならず、お花が引き立ちます。
お花だけでいいという方は、グリーンは足さなくてもいいです。
黄色いピッチャーが合うなと思い選びました。
他にも青の花瓶でも黄色が引き立ち、爽やかな印象になると思います。
赤やオレンジ、濃いピンクなどの花瓶も華やかで夏らしい。
もちろん透明や白い花瓶にも合います。
黒もかっこよく活けられそうですよね。
ヒマワリは存在感があるので、はっきりした色の花瓶が合わせやすいかなと思います。
ヒマワリは花瓶の水の量は浅めがよく、
茎の長さの1/3くらいを目安に水を入れてください。
茎は基本的にはまっすぐ横にカットします。
水の吸い上げが悪い&茎がしっかりしていて潰れてこなさそうであれば、やや斜めにカットし直してもOK。
できれば毎日、水を変えて茎を切り戻します。
※切り戻し…茎の下を1センチほどカットして切り口を新しくすること。
2日後ツボミが咲いてくれました!
1週間ほど楽しめました。
花弁が散り始めたら、全部取り除いてしまい、真ん中部分&ガクにしても楽しめます。
夏を代表する花ヒマワリ、ぜひ飾ってみて〜