hana*uta -花屋の暮らし-

花、旅、日々の暮らしと写真

バレンタイン in フランス -La Saint Valentin-

ちょっと過ぎましたけど。

ご存知の方も多いと思いますが、海外のバレンタインは、男性から女性にお花を贈ります。

日本でも最近「フラワーバレンタイン」といって、その習慣を取り入れようとお花屋さんは頑張っていますが、なかなか一般化しないのは、日本では花を贈るハードルが高いんでしょうね。

こちらでは2月に入ると、花屋をはじめ、ピンクや赤のかわいいディスプレイをよく目にしました。

そしてバレンタイン当日、街は賑わっていました。お花を持っている男性も見かけましたよ!

その日に会った人たちとの話の流れも自然とバレンタインの話→恋バナになり、話を振られたときに、

「日本は告白があるからわかりやすいけど、フランス(や他の国)はないから、いつから恋人なのかわからない」と単純に疑問に思ってることを言ったところ、話がとても盛り上がりました。(日本人は私しかいなかった)

これはやっぱり議論に値する問題らしいですね。笑

フランス人男性曰く、恋愛は恋人になりきるまでのモラトリアムを楽しむもので、なんか告白して振られたりするよりそのフワッとした感じが良いらしいです。告白したらそこでストーリーが終了だそう。恋愛は女性から攻めるものとも言っていました。

ちなみに出会ったばっかりで男女二人でカフェや食事に行くのは不自然だそう。とても仲が良いか、気がある人としか行かないみたいですね。

ハッキリさせたい&基本的には受け身の日本人女性との相性の悪さ!笑

「告白はロマンチックじゃない」と言ってのけたフランス人男性は、アメリカ人女性から「告白はロマンチックだよ!」と突っ込まれてました。笑

その女性曰く、自信がないから、関係が終わってしまうのが怖いから告白できないのだ、と。

クールなイメージを保ちたい、プライドが高いと。笑

一理あるのかなー?

でも、まぁ恋愛でもほかのことでも、フワフワと夢の中にいるような時って確かに楽しいですよね。現実になってしまうと、揺れ動く感じもなくなるし。

でも、それが本当だとフランス人男性と日本人女性はいつまで経ってもカップルになれないよ?と(冗談で)言ったら、まぁ、海外にいる日本人女性は積極的な人も多いし、フランス人男性も日本に行ったら日本の習慣に従った方がいいよね、と、まとまってました。笑

実際周りには仏日カップル、夫婦もいるので、まぁ…どうにかなるんでしょうね。笑

いろんな人がいるから、一概に「何人(なにじん)だから」「男or女だから」とか括れないし。

恋バナも国が混ざるとおもしろいなーと思った、バレンタインの日でした。おしまい。