イランや周辺の国は、春分の日が年の始まり(日本で言うお正月)なんだそう。
イラン人のクラスメイトに「(春分の日があった)週末にイベントあるけど、来る?」と聞かれ
「おもしろそう〜行く行く♪」と答えたものの、新年のお祭りって割と民族的だし、習慣も宗教も違うこんなゴリゴリの東洋人が行ってもいいのか?と。
まぁ、誘ってくれるからには大丈夫なのかなーと思いつつ行ってみると、ぜんぜんウェルカムな感じでした。むしろ、自分たちの国の習慣を知ってもらう良い機会だ、知ろうとしてくれてありがとう、と。
イランって宗教色が強いイメージがあったし、そんなオープンだと思わなかったのは、完全に偏見だったなと思いました。
他のクラスメイトも結構中東の他の国から来た人たちもいるけど、すごいフレンドリーだし。
日本の報道だとテロや紛争のイメージが強くて、危ないのかな?クローズドな世界なのかな?と思ってましたが…そういう面もあるのかもしれないけど、そうではない面の方が広いんじゃないかな…。
さて、イランのお正月のお話。
こちらはサブゼと言われる、植物を発芽させたもの。
他にもリンゴ(ペルシャ語でシーブ)、硬貨(セッケ)など、S(日本のサ行)から始まる物を備えるそうです。それぞれが生命や美、健康などの象徴だそう。
ちゃっかりご馳走になりました。中東のイメージの通り、いろいろなスパイスが使われています。日本だとどちらかというと女性に受ける味でしょうか。
そして、お正月モードは13日続くそうです。日本の3が日に比べるとかなり長い。最後の日はみんなで公園に行くらしいです。
なんで公園なのかよくわからなかったので後で調べてみたら、家の中の厄を追い出すために自然に触れにいくみたいですね。
なかなか触れることのない中東のお正月、少し知ることができて勉強になりました!