hana*uta -花屋の暮らし-

花、旅、日々の暮らしと写真

イランのお正月

イランや周辺の国は、春分の日が年の始まり(日本で言うお正月)なんだそう。

イラン人のクラスメイトに「(春分の日があった)週末にイベントあるけど、来る?」と聞かれ

「おもしろそう〜行く行く♪」と答えたものの、新年のお祭りって割と民族的だし、習慣も宗教も違うこんなゴリゴリの東洋人が行ってもいいのか?と。

まぁ、誘ってくれるからには大丈夫なのかなーと思いつつ行ってみると、ぜんぜんウェルカムな感じでした。むしろ、自分たちの国の習慣を知ってもらう良い機会だ、知ろうとしてくれてありがとう、と。

イランって宗教色が強いイメージがあったし、そんなオープンだと思わなかったのは、完全に偏見だったなと思いました。

他のクラスメイトも結構中東の他の国から来た人たちもいるけど、すごいフレンドリーだし。

日本の報道だとテロや紛争のイメージが強くて、危ないのかな?クローズドな世界なのかな?と思ってましたが…そういう面もあるのかもしれないけど、そうではない面の方が広いんじゃないかな…。

 

さて、イランのお正月のお話。

f:id:youseeme:20190403030039j:image

こちらはサブゼと言われる、植物を発芽させたもの。

他にもリンゴ(ペルシャ語でシーブ)、硬貨(セッケ)など、S(日本のサ行)から始まる物を備えるそうです。それぞれが生命や美、健康などの象徴だそう。


f:id:youseeme:20190403030035j:image

ちゃっかりご馳走になりました。中東のイメージの通り、いろいろなスパイスが使われています。日本だとどちらかというと女性に受ける味でしょうか。

そして、お正月モードは13日続くそうです。日本の3が日に比べるとかなり長い。最後の日はみんなで公園に行くらしいです。

なんで公園なのかよくわからなかったので後で調べてみたら、家の中の厄を追い出すために自然に触れにいくみたいですね。

 

なかなか触れることのない中東のお正月、少し知ることができて勉強になりました!